2025年11月7日金曜日
決め手
月曜日、福井大学に里子に出しているロイのプログレスオンラインミーティングを実施。ロイから直接話を聞くのは、9月初旬にこちらに来ていたとき以来だから2ヶ月ぶり。ロイはもう随分長いことtumor cloneでのchromatin modificationを見ていて、phenotypeはかなりクリアなのになかなかこれという進展がなかったのだけど、今回ついにもしかしたらこれはいけるかも、というものが出てきた。簡単に言うと、彼が注目しているchromatin modificationのヘテロなパターンと、ある遺伝子の発現レベルがかなり一致しているという発見だった。そういやつい最近その遺伝子の名前をどこかで聞いたような、と思って考えていたら、授業で取り上げた論文に出てきたんだった。ロイは来年D3で、時期的にはもうそろそろ学位のことを考えなければいけないのだけど、もしこの遺伝子が機能的に関与しているのであれば、学位論文の決め手になるかもしれない。彼がここからどれくらいプッシュできるかにかかっている。
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