2011年10月6日木曜日

1024x1024

昨日の午後はコンフォーカル5時間。どうもfollicleのstainingで思ったような写真が撮れなくて始めの3時間ほど悶々としていたのだが、imaginal discで試していた3種類のRNAiのうち2種類が狙い通りというか予想以上の結果を出してくれているのを確認して大興奮してしまった。次はこれがSSTに関与しているかどうかをテストする実験になるけど、あんまり考えると結果が楽しみで眠れなくなりそう。
さて、コンフォーカルのZ-stack画像でimaginal discのcross sectionを見る場合、3rd instarのwing discなら上から下まで完全なものを撮ろうとすると1μm間隔で大体50枚から60枚くらいの写真をスキャンしなければならない。single focal planeの写真なら1024x1024 pixelの大きさでスキャンするのだけども、この大きさで60枚とかスキャンすると結構な時間がかかってしまう。なので今までたいがいZ-stackは512x512 pixelで撮っていたものを、昨日は5時間もあったので気合いを入れていくつか1024x1024でスキャンしてみた。まぁ気合いを入れてとか言っても設定さえしてしまえば後はコンピューターが自動的にやってくれるからスクリーンを眺めて待つだけなんやけどね。で、一つのdiscを撮るのに20分とか30分とかかかってしまったのだけど、やっぱり今後なるべくZ-stackも1024x1024で撮るべきかもと思った。というのも今日、そのいつもより高解像度の三次元画像を見ていて今までに見えていなかったナンジャコリャというような微細な構造が見えていることに気付いたのでした。今まで512x512のZ-stackで見逃してしまっているものって結構あるんかもなぁ。

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