秋学期の授業開始まであと5週間。ということで、ちょっと具体的に授業の内容を考え始めないとなぁと思っている。今回教えるコースは「Advanced Cell Biology」で、月水金と週3回の授業。しかもこれと共に週一回の実習もあって、月曜日は朝が授業で午後は実習。これはだいぶヘビーやなという印象。そんなわけで、今から一ヶ月の間に少しずつ準備していきたいと思う。しかし、Advanced Cell Biologyの実習って何するねん?という感じ。前年度のシラバスを見ると、それってAdvancedなん?という感じのものであんまりピンとこない。まぁ確かに自分の学部生の頃の学生実習を思い出すと、そんなに面白かったようなものではないかも知れない。でもやっぱり“Advanced”なので、よくある一般的なものではなく、本当の研究に近いものでも良いのではないだろうか。せっかくだから、Drosophilaを使って将来的に論文に発展させることができるような実験を皆んなでやるというのはどうだろうかなと考えている。Genetic screeningとか。
ともあれ、とりあえず実習室にどれくらい使えるものがあるのか見に行ってみたところ、普通の光学顕微鏡はたくさんあったのだけど、蛍光顕微鏡がない。と思っていたら、隣の準備室みたいなところに、この写真のずいぶんレトロな感じの蛍光顕微鏡を見つけた。ネットで調べたらOlympusのVanoxという1970年代のものらしい。こんな古いやつは初めて見るけど、これって本当に蛍光シグナルを見れるんだろうか?電源を入れてみると一応ライトは点いたので、一度サンプルを作って試しに見てみようと思う。
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