2012年6月5日火曜日

削減

さて、今日の午後中ずっと論文原稿の文字数を削るのに集中してやっと500語削ることが出来たのだが、投稿規定に合わせるためにはあとさらに500語削らないといけない。。。ちょっと疲れてきた。初回の投稿時には少しくらいオーバーしててもエエんとちゃうのん、という話も聞くけどさすがにもう少し減らすべきやろうなぁ。もうこれ以上削られへんで、というところから500語とか削るのは結構心情的に“痛みを伴う改革”なのだが、確かにこの作業を続けていると、だんだんなんていうのか文章が研ぎすまされてくるのが分かる。字数制限のことを考えずに書いた原稿には意外と無駄な文章がたくさん含まれていて、そういう論理の回り道が論文を読みづらくしているのだ。そしてそういう無駄な文章をギリギリのとこまで削ぎ落としていくと、一つの結論を導くために必要最小限のロジックが見えてくる。自分の中でごちゃごちゃと考えていることを自分の研究のことを全然知らない人にも分かり易く示して、しかもその重要性や面白さをストレートに伝えるためにはこういう風にするべきなのだということがだんだん分かってくる。ということで、このプロセスはなかなか大変やけども実はそういうメリットがあるんやねぇ、と考えれば、こんな苦労しているのにもしエディターにあっさりとリジェクトされた時の自分への慰めにはなるかな。

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