2015年2月13日金曜日

内部交流セミナー

所内の内部交流セミナー終了。30分のトークなので細かいとこはだいぶ端折ったとはいえ、とりあえず論文にするストーリーを最後まで話してみた。異分野の方々が多いなか、結構なスピードで話したのでどれくらいレスポンスがあるかなと思いながら話していたけど、デスカッションタイムでは次から次へと質問が飛び出してきたのでちょっと安心した。終了後に少し、extrusionの研究をしているSI博士と話したけど、やっぱり周りに押し出されるextrusionなのか、それとも自律的なdelaminationなのか、というのは奥が深いな。
ところで、このトークのために一昨日の晩に一生懸命こしらえたスライドシリーズに差し掛かった時、自分が思っていたところではまったくオーディエンスの反応がなくて焦った。まぁその次のスライドでようやくドカーンといったんだけど。ジョークスライドの使い方もこれまた奥が深いんよねぇ。

3 件のコメント:

  1. 自律・非自律の問題は、個人的には、分子ごとに違うし、一概にどうこう言える話しではないと最近ますます実感しています。よく言えて、どっちの細胞が、先にイニシエーションしているか、くらいだと思います。そもそもその現象自体、相互作用だから、真に自立的なんて無理な気も。人がジャンプする時、一見、それは人による自律的作業に見えるけれど、究極的には、地面が人をおす抗力がジャンプのメカニズムなのと同じような感じ。

    タートルスライドは、モリモリドカーンといったやつなのかどうなのか、非常に気になるところであります。

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  2. ゆってることよく分かります。そうなんよね、たぶん完全に自律的な、というのはあり得ないかな。どっちがより積極的に動いてるか、という感じかも。それか、どちらかがイニシエーションしたらどちらも協調的に動き出すのか。まぁそれもcontext dependentなんやと思うけど。あと、apoptosisが先に起こっているのか、それとも押し出されてから起こるのか、というのも悩ましいとこなのよね。

    実はこのミュータントタートルヘッドスライドでは完全ノーレスポンスだったのです(いろんな意味でかなりオモロイと思ったんやけど。。。)。でもこの次のスライドでこの突然変異亀頭がヌンチャクを携えた完全体として現れるのですが、そこでドカーンといってくれました。たぶん、頭だけだと日本の方々はTMNTだと認識できなかったのかな?

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  3. アポの話(先に起こっているのかどうか)は、それこそ context dependentっぽいですね。タートルスライド、アメリカンでかなりファンキーですね。これは、間違いなくモリモリドカーンといくやつですね。

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