2016年10月27日木曜日

Madrid最終日

ということで、マドリッド出張も今日で終了。このあと、夕方のフライトまで少し街をぶらぶらしてから空港へ向かう。またパリ経由で24時間。ゆっくり帰ります。

Competición Celular, Apoptosis y Cáncer

昨日、一昨日の二日間、Cell Competitionの聖地マドリッドで、国際ミーティング「Competición Celular, Apoptosis y Cáncer」が開催された。二日間とも、朝から晩までひたすらトーク&ディスカッションでポスターセッションとかはなかったので、かなりインテンスなミーティングだった感じ。まぁここ一年くらい Cell Competition のミーティングは何回かあったので、結構知っている話も多かったのだけど、これだけこの筋の人達が集まるとやはりディスカッションがなかなかエキサイティングだった。自分も二日目にTumor Hotspotのトークをしたのだけど、セッションの後にも「論文読んだよ」といってくれた何人かがさらに質問をしにきてくれた。いや、それにしても昨日の最後に行われたGeneral Discussionでのヒートアップはかなりヤバイレベルだった。相変わらずといえばそうなんだけども、数人はここぞとばかりに言いたいことを言ってしまった感じ。Dr. EPが言ったような、なるべくみんなでこのコミュニティを支え合ってこの分野を発展させる、という方向に進めるのが一人一人にとってもプラスになるのは間違いない。competitionの定義とかについてディスカスすると、こういう話になってしまうっていうのが難しいところやなぁ。

Fundación Ramón Areces

今回の学会会場は、マドリッドにあるFundación Ramón Arecesというところ。

2016年10月25日火曜日

Madrid stroll 2

今日も雨模様だったので、引き続きマドリッドをゆっくりと観光することにした。昼前にホテルを出て、まずはカンペールで靴を購入。その後、今日はソフィア王妃芸術センターの美術館へ行って、これまた3時間ほどかけてゆっくりと美術鑑賞。ここはピカソ、ダリ、ミロの作品が充実している。なかでも一番人だかりができていたのはやはり、ゲルニカ。想像していたよりもだいぶ大きく見えた。人類の歴史の1ページという感じよね。それにしても二日連続の美術館巡りで本当に足が棒のようになってしまったのだけど、これまたもう少し頑張って昨日と同様に最後は王宮周辺に辿り着いた。王宮の隣にある大聖堂を少し覗いてから、目をつけておいたバルへ入ってビールとピンチョスを3つ注文。疲れていたのもあるかもしれないけど、これがどれもめっちゃ美味しかった。昼に美術館横のレストランで食べたリゾットも超旨かったし、マドリッドの食のレベルはかなり高い。
さて、ということで、いよいよ明日から学会が始まる。これまた相当楽しみだ。早く寝よう。

2016年10月24日月曜日

Madrid stroll

午後から旧市街へ出て散策。といっても雨が降っているし、まずはティッセン・ボルネミッサ美術館へ。中世から近代まで、かなり幅広いコレクション。3時間以上かけて久しぶりにゆっくりと美術館を堪能した。中世から近代まで、かなり幅広いコレクション。特別展示のルノアール展も良かったけど、ゴッホとカンディンスキーに感銘を受けた。24時間の旅を経たあとそのまま歩き回ったので、美術館だけでももうかなり疲れてしまったのだが、その後もう少し頑張ってレストランを探しながら王宮周辺まで歩く。大きなマヨール広場に出るとたくさんのバルがテラスを出していて、そこで人々が食事をしているのにつられて自分もそのうちの一つに入ってなかなか美味いパエリアを食べた。明日は電車に乗って近くの町へ出かけようかな。

2016年10月23日日曜日

Madrid到着

家を出てからちょうど24時間ぐらい。パリ経由でようやくマドリッドに到着。ホテルは空港から地下鉄2本乗り継ぎ。今日はちょっと小雨が降っているけどまだ昼だし、これからちょっと街に出ようかなというところ。

2016年10月22日土曜日

今晩出発

で、昨日が所内締切日だった科研費の申請書をどうにか書き終えて、今日の夜の便でマドリッドへ向かう。なんかここ最近えらい忙しかったからか、一週間ぐらいが矢のように過ぎ去った感がある。随分いろいろと申請書を書いていたけど、それもちょっと一段落ついたし、マドリッドでゆっくりサイエンスを楽しんでこようっと。まぁ、帰ってきたら今度は論文の執筆作業が待っているけど。

こりん

発生生物学会秋季シンポ@三島は昨日で無事終了。自分がオーガナイズしたセッションも、スピーカーの皆さんが期待通りのエキサイティングなトークで盛り上げてくれたし、連日の飲みニケーションで交流を深めることができた。二日目の夜は懇親会のあとに、K助教の半ば強引な引率で4人連れ立って路地裏のスナックの扉を恐る恐る開いたのだが、ここでこれまたえらい盛り上がることになったのでした。スナックでカラオケとか、サラリーマンしてた時以来かなぁ。ボトル入れたので、皆さんまた次の機会に行きましょう。

2016年10月18日火曜日

明日から秋季シンポ

いかん、このところなんやら色んな締め切りに追われていて、本当にやるべきことを全てやっているのか不安になってくる。で、そんなことを言っているうちに、気付くと明日から発生生物学会の秋季シンポジウムが始まるやん。。。自分が担当している企画セッションは明日一日目の夕方。まぁ1時間の短いセッションだけど、スピーカーの皆さん cutting-edge で exciting なお話をしてくれるはず。ということで、秋季シンポに参加される方は、ぜひ以下のセッション「Early Development of Cancer」をお楽しみください。ちなみに、秋季シンポは「日本語でしっかり議論する」とホームページ言ってますが、このセッションだけは、このすぐ後にプリナリーレクチャーをしてくれるDr. DSにちょっぴり気を遣ってEnglishでいくことになっております。

Early Development of Cancer
Oct. 19th, 17:20~18:20
Malignant tumors are caused by uncontrolled proliferation of transformed mutant cells that have lost the ability to maintain tissue integrity. The process of tumor development in which tissue organization is progressively disrupted appears to be contrast to embryogenesis or organogenesis. As cancer is alternatively dubbed as “neoplasm,” however, tumors arise as newly developing cells in a tissue. In fact, several issues in development biology such as growth and proliferation, angiogenesis and epithelial-mesenchymal transition are also can be seen in the process of tumor progression. In this session, we would like to discuss the early development of neoplasms which has been poorly understood.

Yoichiro Tamori, PhD, National Institute of Genetics
Epithelial tumors originate in tumor hotspots, a tissue-intrinsic microenvironment

Tohru Ishitani, PhD, Kyushu University
Apoptotic elimination of cells lacking harmony of Wnt/β-catenin signaling

Masato Enomoto, PhD, Kyoto University
Src drives cell-to-cell propagation of JNK signaling to control tumorigenesis and regeneration

Shunsuke Kon, PhD, Hokkaido University
Role of cell competition in multi-sequential carcinogenesis

2016年10月13日木曜日

Every cell is a neuron


Dr. TKによるcytonemeを介したdirect signal transferに関するレクチャー。cytonemeを検索したら出てきたんだけど、ちょっと見るつもりが思わず最後まで見てしまった。Dr. TKはなんだか話しやすそうなオジチャンやね。まぁだいたいのことは以前に論文で見て知っていた内容だったけど、改めてサイトニームオモシロイと思った。「Every cell is a "neuron"」というメッセージが素敵やなぁ。

2016年10月12日水曜日

getting cold

ついに少し寒くなってきた。近所を自転車で走っていると、風の中になんだか色んな懐かしい香りが見つかる。最近この田舎町の風景にずいぶん愛着が湧いてきた。

2016年10月9日日曜日

推敲中

相変わらず、プロポーザルに向かう毎日。科研費の申請書に関しては先週の木曜日が所内の締め切り日だったのだが、3本全てが完成するはずもなく、とりあえず事務方のチェックが入る項目に関しては体裁を整えて仮提出。実際の締切は11月だけど、事務の人はなるべく10月末までには出して欲しいと言っていたし、まぁマドリッドへ行く前には提出したいところ。英語で書いていたものに関しては、先週ジョンピーとジョンピーのボスのDr. MPが添削して色々とコメントをくれたので、それらを参考にもう一度推敲中。自分の中では、もうこれ以上改善できなさそうというところまで来ていたので、二人のコメントは非常にありがたい。もう少し。

暖かい

近所の田んぼでは本格的に稲刈りが始まった。それにしても今年の秋は例年に比べてだいぶ暖かいんとちゃうの。

2016年10月2日日曜日

Cover Image

昨晩気付いたのだが、Tumor Hotspot論文が PLOS Biology 9月号の表紙になってるやん。論文が発表された週にもこのレインボーホットスポットの写真はジャーナルホームページのヘッドラインに置いてもらっていたのだけど、表紙にしてもらえるとアーカイブにずっと残るからエエよね。しかし、そういやアクセプトされた時に、カバーイメージ候補としてこれとは違う写真を2枚送ったはずなんだけど、どうやらこのレインボーホットスポットをよほど気に入ってもらえたようだ。でも確かに自分で言うのもなんやけど、これ、色使いとかなかなかファンシーで素敵やな。

getting tired

このところ毎晩プロポーザルの執筆。ええかげんだいぶ疲れてきた。科研費の所内締め切りは今週木曜日だけど、これはさすがに間に合いそうもない。まぁ、とりあえず体裁だけは整えて、細かいところはまたその後に。カレンダーを見ると、10月後半に他にもいろいろと締め切りが来るのだが、10月後半は19〜21日は、ここ三島で行われる発生生物学会秋季シンポジウムがあって、その終了後の翌日22日の夜からはマドリッドへの出張が入っている。ということは、これらの前までに全てのものを終わらせておく必要があるということか。なんかちょっと喉がいがいがするような気がするけど、風邪ひかないように気をつけなければ。