2019年11月14日木曜日

St. Marks

日曜日、日本へ帰る前にマイクと二人でいつものSt. Marksの灯台のある入り江で釣りをしてきた。この日は結構気温が低くなることが分かっていたので、土曜日にTJ Maxで買っておいた安いフリースを着込んで行った。確かに結構冷えていたけど、空は雲ひとつない快晴。壊れた桟橋の柱にホワイトペリカンが休んでいて、渡り蝶のモナークが次々と海へ向かって飛んでいく中、自分達もカヌーに乗り込んで沖へ向かって漕ぎ出した。波のない遠浅の入り江は、沖へ出るととても静かな世界。二人がキャスティングするたびに鳴るCajun Thunderの浮きが発する小さな音だけが印象的に響き、時々海面すれすれを飛んでいくペリカンの羽ばたく音までがはっきりと聞こえる。この日かかったのはほとんどがシートラウト。二人で結構な数を釣り上げたけど、結局キープしたのは規定サイズを超えていた3匹だった。それにしても、自分はここの風景が本当に好きだ。西へ傾く太陽の光を反射して光り輝く無数の波をぼんやりと見つめていると、なんだか本当に幸せな気分になった。夕方、車でBob DylanのCDを聴きながら町に帰って、二人でシーフードレストランへ行った。そこでカニを食べながら、またそのうち必ず戻ってくるよとマイクに約束した。

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