DRP1-dependent mitochondrial fission initiates follicle cell differentiation during Drosophila oogenesis. J. Cell Biol. 197: 487–497.
基本的には、mitochondrial fission proteinの一つ、DRP1(dynamin-related protein 1)のfollicle cellにおけるmutant cloneではmitochondrial fusionがinduceされ、posterior regionにおけるmutant cloneではNotch signalingのupregulationがinhibitされることによってmitotic cycleからendocycleへのcell cycle transitionとdifferentiationが起こらずにoverproliferateしてしまうというフェノタイプ。
突っ込みたいところはたくさんあるのだけども、一つなんやらオモシロイなと思ったのは、ミトコンドリアのsite-specificなmorphologyとsubcellular localization pattern。post-mitotic stageのposterior regionでは、mito-GFPによってラベルされたミトコンドリアがdispersed fragmentsとしてapical側とbasal側にlocalizeしているのだが、posterior以外のmain body follicle cellではlateral side of the nucleusでclusterを形成しているのである。ちなみにmitotic stageでは、posteriorに限らずほとんどのfollicle cellでdispersed fragmentsとして観察されるらしい。上皮細胞内でのミトコンドリアのmorphologyとlocalizationがそのfunctionにどの程度関わっているのかはよく知らないけども、もしかしたらよく見られるposterior follicle specificなmutant phenotypeに関わっている可能性があるんではないのかと思った。実際、tumorigenesisなんかはたいがいこのposterior regionで起こるのだ。
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