そんなところに今日の昼のラボミーティングはモハメドの研究発表。近々コミッティミーティングでプレゼンをしないといけないらしく、その練習も兼ねてということだったのだが、あまりにひどいプレゼンテーションにイライラさせられた。今日は朝からなんやら頭が痛いのもあって聞いていられなくなってちょっと厳しいことを色々と言ってしまったけど、彼は大丈夫なんだろうか。
2012年9月14日金曜日
アリスンもHonorsへ
アンダーグラジュエイトのアリスンがHonors Programで卒論を書きたいと言い出した。来年の春に卒業する予定なので2セメスターしかないのだけども、さぁどうしましょうと。この一年半ほどの間、彼女には少しずつスクリーニングをやってもらっていていくつかオモシロイ遺伝子群が引っかかってきているので、その中の一つの遺伝子群に対する研究をやってみるというのが自然な流れになるのだけども、なにぶんその遺伝子群の機能があんまりよく分からないために半年ほどで卒論にまとめるのは難しいかもしれない。そこで、少し前にモハメドが同じスクリーニングで偶然見つけた面白い現象を調べてみるのがいいかもと思って、まずはそのモハメドの実験を追試することから始めたのだが、昨日見てみたらモハメドの実験結果とは全く違っていた。まぁそれなら仕方ないからやっぱりアリスンのスクリーニングで取れてきた遺伝子で行くか、ということになるんだけども、それはそれとしてなんでモハメド君の実験でそんな結果が出たんかということがちょっと心配になってきた。
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Honors Program ってなに?
返信削除Wikiみたけど良くわからん。。。Honors がつくかつかないかって、なにで決まるん?
Honorsプログラムについては以前の投稿を御覧いただければ分かり易いかと思います。
返信削除↓以前の投稿
http://flypusher48.blogspot.com/2011/03/honors.html
学部生がラボで研究をする時、DIS(Directed Individual Study)っていうインターンシッププログラムみたいなものに登録して参加するんだけども、基本的にそのDISは日本の四年生の卒研とは違って卒論とか書かなくてもいいのね。別に四年生でなくても参加出来るし。ただラボでの研究の経験がありますよ、ということを履歴書に書きたいだけっていうヤツが多いと思う。ま、オナーズの目的もたぶん基本的には同じで、履歴書に「名誉卒研生」(笑)って書きたいんですな。「名誉」ですから一応卒論を書いて発表会もしないといけないんですわ。
なーるほど!
返信削除なんとなくアメリカの大学で卒論といえば、あの「defence」を必ずやってると思っていたので、ちとカルチャーショック。
しかし・・・ん?てか、もしかして「卒業」だけが目的だったら、理系でも卒論かかなくていいってこと? そのDISってのは要はclassの一つだよね。
うーん。システムの違いが良く分からん。勉強不足ですんません。。。。しかし、卒論なくても卒業出来るとなると、例えば Medical Schoolへの進学を考えていたら、「卒業」さえすればOK?で、それはいいのかなぁーと心配になってしまう。。。
いや、実は自分ももう7年以上もアメリカの大学にいるのにあんまりシステムをよく理解していません。でもたぶん学部卒は、単位さえ足りていれば基本的に卒研とか卒論とか必要ないんじゃないのかな。うちはBiologyなのでDISで来る学生はmedical schoolを目指しているヤツが多いんだけども、レベルの高いmedical schoolに行くにはこういう学部での研究経験だけじゃなくて、MCATとかいう試験で高い点数を取らないといけないらしいので結構勉強しないといかんみたいやね。
返信削除ちなみにココだけの話、このオナーズっていうのもうちの大学では実はかなり適当で、こんなんでエエの?っていうようなディフェンスでも通ります。でももしかしたらレベルの高い大学だったら話は違うのかも知れない。
あ、やっぱりMedical School いくひとはラボ経験必要なのね。ちょっと安心。。。
返信削除しかし海外の大学の「defence」は一度みてみたいです。僕の中でのイメージはマスター・キートンなんですがw