2016年3月22日火曜日

Boys, be ambitious.

旧道庁赤レンガ庁舎の中を見物していると、廊下にこの大きな絵が飾ってあった。クラーク博士が当時の札幌農学校の学生との別れ際に、あの有名な「Boys, be ambitious!」という言葉を残した場面であるのはすぐに分かる。この大学を卒業した自分もモットーの一つとしている言葉であるのだが、今回アメリカ人のジョンからちょっとオモシロイ意見を聞いた。小学生とかなら分かるけど、大学生達に向かって「Boys!」というのはなんとなく差別的なスタンスを感じるというのだ。いまのアメリカ人としては、これはちょっとまずいと感じると。聞き慣れている言葉なので気付かなかったけど、言われてみれば確かにちょっとおかしいな。まぁでも、この時代の札幌はまだまだ開拓中で近代化の途上だったのだろうから、そういう感覚は仕方ないのかなとも思うけど。ちなみに、この絵の左下に書いてあるこの言葉の全文と思われる文章は、本当にクラーク博士が言ったものかどうかに関して諸説あるようだけど、なんだか難しい言葉が使われとるね。「aggrandizement」って聞いたことのない言葉だった。

aggrandize:強化する、拡大する

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