2011年7月7日木曜日

忘れていた論文原稿

そういや先週、ボスからある論文原稿のチェックを頼まれていたんだった。一年半ほど前にラボを出て行ったゴーアイが書いている論文の原稿だが、実は自分がこのラボに来て始めにやったスクリーニングで拾ってきたmutantが、偶然にもその頃彼が調べようとしていた遺伝子のmutant alleleだったことから、このmutantをメインで使った仕事になっているのだ。ということで自分の名前もセカンドに入っていて、まぁこの論文には責任がある訳だ。ざっと読んでみた第一印象は、なかなかエエとこに目を付けましたな、という感じ。いや、この仕事内容は以前に彼の口からラボミーティングで何回か聞いているはずなんだけども、いかんせん彼のプレゼンは何を言っているのかよく分からなかったし彼とはほとんど実験のテクニカルなことしか議論したことがなかったのだ。でもこうして彼の書いた原稿を読んでみると意外にも彼の中ではしっかりと整理されていたんだなと。しかもこのmutant phenotypeの特性をうまく利用して言わんとしていることはなかなかオモシロイと思う。しかしこれ、リバイズの実験を要求されたら誰がすんのかな。。。

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