2010年1月29日金曜日

Dr. KI

今日はRutgersのDr. KIがFSUにトークをしに来た。Dr. KIはHHMI investigatorでもあり、彼のラボからは毎年のようにtissue patterningやgrowth controlに関する素晴らしい論文が量産されている。今日は午前中に個人面談の時間をもらえることができたので、自分のオフィスでコーヒーを飲みながらいろいろと話した。話したといっても45分の面談時間の間、結構一方的に自分がやっているプロジェクトの内容を夢中でしゃべってしまっていたかも。Dr. KIはとても物腰の柔らかなジェントルマンという感じで、ゆっくり頷きながらじっくりと聞いてくれていたが、やはり時折非常に鋭いコメントもしてくれた。SSTプロジェクトのデータを見せたときには関連していそうなsignaling pathwayの名前をすぐさま三つ挙げてくれたが、それらはまさに自分の考えていたモノと同じだったのでちょっと嬉しかったな。夕方のトークはFat-Hippo signalingに関する最近の仕事内容が中心で、Four-jointed、Dachsous、Fat、Dachsから広がっていくsignaling pathwayがtranscriptional controlとplanar cell polarityをアウトプットとしていかにpatterningとgrowthをコントロールしているのかという話。もちろんpatterningとgrowthを統合的に理解するにはまだまだ分からないことが多いのだが、その全体像が少しずつ見えてきているような気にさせられるトークだった。

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