2014年10月29日水曜日

something weird

どこかがおかしいハエの卵。ハエのオージェネシスやってる人は見た瞬間に「おやおや?」と思うはず。

6 件のコメント:

  1. 解答が気になります!僕には、何がおかしいのかさっぱりです。CCHか?とか思ったのですが、そうでもなさそうだし。何か、ところどころに穴ポコがあいている気がするけれど、正常のoocytesの構造についてよく知らないから、よくわからないです。。。

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    1. nurse cellsの周りのfollicle cellsの分布(?)でしょうか? コメットさんと同じく、いまいちoocytesの構造ウンヌンがわかっていないので、よくわからなかったです。

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    2. コメット博士、確かによく見るとCCH出てきてますよね。

      YN博士、エエとこついてます。ほぼ正解ですなぁ。

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  2. やっぱりfollicleって以外と結構マニアックってことやなぁ(笑)。

    これはstage10に差しかかったぐらいのegg chamberで、follicleにちょっとしたmutant mosaicが入ってます。通常のoogenesisでは、大体st.8ぐらいから大部分のfollicle cellsがposterior側(写真右側)へ移動して、内側にあるoocyteをカバーするmain-body follicleになります。ここではcuboidal-to-columnar differentiationが起こります。それに対して、st.8でmost anteriorに位置していたfollicleは、main-body follicleのposteriorly migrationに引っ張られるような感じでどんどん平べったくなって、anterior側半分のnurse cellsをカバーするその名もstretched follicle cells(nurse-cell follicleとも言いますが)になります。これは、cuboidal-to-squamous differentiationで、結果として少数のsquamous cellだけでnurse cellsをカバーするようになります。以下のリンク先の写真(普通のst.10、赤いのがsquamous follicle)を見ると分かり易いかと思います。
    http://dev.biologists.org/content/129/22.cover-expansion

    このweird egg chamberはst.10になっているにもかかわらず、anterior側(左側半分)にたくさんfollicleがあって、写真はDAPIだけなので形態は分かりにくいですが、これらのmutant clonesは実はsquamousにならずにcolumnarになっちゃっているのでした。

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  3. なるほど、わかりやすい説明ありがとうございます!この説明のあとでは、違いが明らかです!フォリクル、かなりマニアックですyo!

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  4. なるほど,cell shape changeもやってるんすねえ。この「epithelial cellsのshape(columnar, cuboidal, squamous)がどのように決まってるか」てのが、MGがポスドク時代に最初にやっていたことらしいです。たしか deficiency でクローン作ったscreeningして、結果、何かの間違い(mutantつくったらphenotypeなかった、だったような)でそれ自体はなかったことになったようです。wing discも見ていて、副産物的にtkvのScienceの仕事につながったという話だと記憶しています。

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