2009年7月16日木曜日

難産論文

今朝は家でロンドンのYF博士とスカイプデスカッション。投稿する論文のDiscussionのパートについてあれやこれやと意見を交わした。この論文、去年の年末に書き始めて、一月の中旬にYF博士がロンドンからFSUに来て二人でカンヅメになって書き上げてからもうかれこれ半年経つことになる訳で、結構難産な論文になってきている。その間に4つのジャーナルにリジェクトされてしまった。どのジャーナルも指摘する部分は同じで、phenotypeは面白いけどそのタンパクの機能はなんやねん?ということ。確かにそうなんだけども、この論文のインパクトは、その素敵なphenotypeがハエとmammal両方で同じ遺伝子によって同様に引き起こされていることを示す初めての報告になるというところにある訳だが、それだけではやはりtop-tier journalには不十分ということか。メカニスティックな部分は次の論文でという風に考えていたのだが、もう少しその辺りをDiscussionで論じた方がイイかもね、ということでいろいろ話し合ったけど今あるデータからはそれもなかなか難しい。とりあえずは大体今のスタイルで次のジャーナルに投稿して、レビジョンに向けて実験しときまひょか、ということになった。
それで忘れていたわけではないけど、明後日のラボミーティング用のスライドをまだ作っていなかったので今日明日で作ってしまわないといけない。そのために明日の午前中にコンフォーカルの予約を入れておいたのにメンテナンスとかで勝手にキャンセルにされてしまっていた。もっとはよゆーてくれや、ほんまに。気分転換するために、昼は久しぶりにOglesby Unionの周りにあるベンチで食べてみた。灼熱の太陽の下、ホットパンツのギャル達が行き交う中でハンバーガーを食べていたら、なんだか自分がフロリダの大学にいることを妙に実感したのでした。さ、スライド作ってしまおうっと。

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