2011年10月1日土曜日

二人の違い

今日のゼミは二人の新しい大学院生、ズーちゃんとモハメドによる以前に在籍していたラボでの研究内容の紹介。二人の研究のタイプの違いがなかなか面白かった。中国から来たズーちゃんは、哺乳類培養細胞系を使った分子生物学。トルコから来たモハメドは、あるハーブの血糖値に対する効能の研究。ズーちゃんはどうやらバリバリの分子生物学をやっているラボで鍛えられてきたようで、いろんなテクニックを用いたたくさんのバイオケミカルデータを見せていて、学部生としてここまでやっていたのかと感心させられた。一方でモハメドは、人為的に糖尿病を引き起こさせたネズミをハーブティーのプールに入れて血糖値の経時的変化を見ただけ、というかなり荒っぽい実験でデータもほとんどなかったんだけど、こちらは単純にオモシロイし夢があるなぁと思ったのでした。
ニックとブンちゃんがこの二人に入れ替わることで、今後このラボはどういう風に変わっていくのかなぁ。

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