2011年9月16日金曜日

leg discs

さて、leg discである。イマジナルディスクと言えば、だいたい今までwing discかeye discしかちゃんと見ていなかったし、イマジナルディスクを使った論文でも圧倒的にwing discとeye discが多いという印象がある。でもwing discを解剖した時に一緒にひっついてくるleg discをよく見てみると、これはこれで非常に面白い形をしとるんですね。このグニャグニャ曲がって折り畳まれているepithelial sheetは本当に美しい。これがこの後、ビヨーンと伸びてあの細長いハエの脚になる訳だ。こういう構造、なんて言うんだっけ?蛇腹構造?まぁでもこれが伸びて脚になるのは分かるんだけども、問題は誰がどうやってこのepithelial sheetをこんな風に美しく折り畳んだのかということになる訳です。Dr. MGが、ある論文で上皮組織の形態形成を折り紙に例えていたのは言い得て妙だと思う。

The paper-folding art of origami is a simple but powerful conceptual model for epithelial morphogenesis.  Using a finite number of simple folding rules, an infinite number of scale-invariant morphologies can be achieved, which derive entirely from a simple, planar sheet (Gibson and Gibson, 2009)

Lewis I. Held, Jr., 2002, Imaginal Discs, Fig. 5.1

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