今回のプロポーザルは、BackgroundとかHypotheses、Experimental Planとかの基本的な部分については大体頭の中にあったはずだったのだが、意外と結構苦労した。Significanceという点では色々なことが言えるんだけども、Intellectual Meritというパートでどの部分に焦点を絞ってどういう風に書くのかという部分でなぜか一番苦労したかな。このプロジェクトは間違いなくオモシロイとは思うので面白さを伝えるのにあんまり苦労はしないんだけども、何がどう重要なの?と聞かれたときに色々と可能性は言える反面、ものすごく単純明快にコレっていう重要性を説明するのが難しかったという感じ。まぁ、全然面白くなくても非常に重要な研究というのはあるけど、めっちゃ面白いのにそれほど重要でない研究というのはあんまりないような気がする。
2013年1月19日土曜日
Intellectual Merit
今週はえらい忙しかった。といってもまぁ今週末もまだまだ解剖せなあかんねんけども、年明けから頭を悩まされ続けたグラントプロポーザルからようやく今日解放されてちょっと肩の荷がおりた感じ。実はプロポーザルの原稿自体は一昨日の夜でもうほぼ完成していたのだけど、昨日ボスがきまりが悪そうな顔をして何を言い出すかと思えば、今もらっているグラントの去年分のレポートを出すのを忘れていたからすぐに出さなきゃいかんと。。。はぁまぁしゃーないですな、ということでこれ以上実験の時間を割きたくはなかったので、昨日の夜遅くまでオフィスにこもってレポートのほうも書き上げた。これであと二週間、完全に論文のほうだけに集中できる。
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隣りの某ラボは昨今、卵のカタチや回転に着目していて、間違いなく面白いのですが、重要性を伝えるのにめちゃくちゃ四苦八苦しているようです。お金がとれなくて、結構ヤバいらしいです。ああいうのは医学系のNIHとかからグラントとるより、いっそのことHHMIとかになって好きなだけやったらいいのにな、って思ったりします。DB氏ならHHMIとかなれそうだし。
返信削除どうも、お疲れさまです。なるほど、あのネタならそうでしょうねぇ。。。確かに今回自分が書いたネタもああいうものにかなり近いものがあって、「言おうと思えば色々言えるんですわ。」っていう感じですね。まぁ、元々がオモシロ発見から出てきたネタはそうなりがちですよねぇ。
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