2009年9月30日水曜日

リンリン

家に帰ってきたら、日本の実家から送ってもらったアンパンマンのDVD「妖精リンリンのひみつ」が届いていた。ロウチビは晩御飯の前に早速一回見たらしいのだが、「パパも見たいでしょ?」ということで、晩御飯のあとで二人で一緒に見た。ロウチビはこれまたもう一度大興奮したようで、ふとんに入った後も眠りに落ちる直前までずーっと今見たアンパンマンのお話について熱っぽくしゃべっていた。これだけ子供を熱狂させるアンパンマンはやっぱりスゴイ。まぁ大人である自分も、これでもかといわんばかりに自分を犠牲にしてみんなを守ろうとするアンパンマンの正義の姿にあっさり感動していたけど。その反面、今回はばいきんまんが随分悪いヤツに思えたな。あとロールパンナが今回あんまり冴えなかったのがちょっと残念だった。あぁでもそんなことより、プロポーザルの原稿を明日中に仕上げてしまわないといけない。。。
しかしいつも思っていたんだけども、カレーパンマンのあの口からカレーを噴出させる技はやっぱりなんかちょっとイヤやな。。。

2009年9月27日日曜日

予想外

学会前に何の気ナシにやっておいた実験の結果を今日の午後チェックしてみたら、一つえらい予想外のことが起こっていた。これについては、まぁ別に何も起こっていないんだろうと思いながら一応やっておいたという感じの実験だったので、これはかなりうれしい驚きだった。ちょっといくつか思い当たる論文を読み直して検討しないといけないが、これはニッキーのプロジェクトにとって非常に重要なデータとなるはず。普段、なるべく仮説に対するクリティカルな実験となるものだけをするように、と考えているけども、こういう感じの何の気ナシの実験が予想外の結果を出すことって意外とあるよなぁ。

夜のキッチン

ミトン失踪

そういや今日の朝からミトンがいない。
夕方になっても姿を見せないのでちょっと心配になって、夕飯の後にロウチビと二人で近所を散歩がてら探しに行ってきた。近所を一周したらもう暗くなってきたのであきらめて帰ってきたけど、明日の朝には戻ってきているだろうか。

松ぼっくり

今朝、家の前に巨大な松ぼっくりが一つ落ちていた。こんなデカイ松ぼっくりは初めて見た。午後、雨が降った後でもう一度見たら、松ぼっくりはかさを閉じていた。松ぼっくりが濡れるとかさを閉じるということを初めて知りました。それにしても今日は暑かった。真夏か?という感じで、ちょっと庭に出ていただけで汗びっしょりになった。早く涼しくなってくれへんかなぁ。暑いのは本当に苦手です。

2009年9月23日水曜日

うとうと

今日のジャーナルクラブはブンちゃんの論文紹介だったが眠くてウトウトしてしまった。なんだかいまだに時差ボケが抜けきっていないというのもあるが、なんとも面白くない論文だったから。もちろん人それぞれ好みやオモシロイと思うポイントは様々であっていいし、それが当たり前なのだが、HM博士曰く「本当にオモシロイ研究というのは分野を問わず誰にとってもオモシロイ」のだ。別にそこまで超オモシロイ論文を毎回のジャーナルクラブに期待する訳でもないけど、もうちょっとなぁ。。。頼むわほんま。ちょっとズレとんなぁと思わざるを得ない。

2009年9月22日火曜日

Update

7月に提出したグラントプロポーザルについて何か新しい発見や進捗があれば、今月23日までにアップデートを送ることができる。忘れていた訳ではないが、学会に行っていたのでついついここまでギリギリになってから書き出す羽目になってしまった。先週は自分がスペインに行っていたし先々週はボスがイギリスに行っていたので、まぁこうなるであろうことはうすうす分かっていたのだけども。こういう追加報告は審査においてどれくらい重要なものなんだろうか。今日ようやくボスと話して、breakthroughと言う訳ではないけど、一応プロポーザルをサポートする新しいデータを二つ三つ付け加えておこうということになった。ということで今から書きますわ。

2009年9月20日日曜日

My Little .....

さて、このブログを読んで頂いているほとんどの方がもう既に御存知のように、今ユンナは二人目を妊娠しています。昨日初めて病院でウルトラサウンドの検診があり、赤ちゃんの性別が判明致しました。

仰向けに寝て、指をしゃぶっていました。「My Little Man」、ということで、男の子です。
別にどちらでもよかったのですが、一姫二太郎と言いますしね。いよいよ名前を考え始めたいと思います。

2009年9月19日土曜日

無事帰宅

昨晩、Tallahasseeに無事帰ってきました。でもバルセロナの空港で預けた荷物はパリのシャルルドゴール空港で行方不明になりました。とはいっても帰りはAir Franceで、しかもパリでのトランジットにそれほど余裕がある訳ではなかったので、まぁなくなるだろうな、という前提で自宅まで宅急便で送る感覚で預けたのです。というのは今までの経験上、シャルルドゴールでトランジットに余裕のない場合100%預けた荷物はなくなっていたからなのですが、必ず翌日辺りには家まで届けてくれるので結局楽なんですね。Air Franceはちゃんと期待通りの失敗をしてくれたようで、アトランタで荷物に再会することはありませんでした。明日辺り家に届くのでしょう。
ともあれ久しぶりのヨーロッパ、とても充実した楽しい一週間でした。最後にいくらかバルセロナの写真を載せておきます。

旧市街地ゴシック地区、Catedral前でサルダーナを踊る人々旧市街地ゴシック地区Sagrada Familia、生誕のファサードグロテスクなまでに迫力ある彫刻裏側、受難のファサードSagrada Familia内部、森の中のような、或いは体内のような、Casa MilaCasa Batllo遠くから見ると可愛らしい家なのですが、下か見るとちょっとグロテスクな迫力がある。そんなCasa Batlloがなんとなく気に入りました。Catalunya広場

2009年9月17日木曜日

カーレ

なんやかんや言いながらも結構長いこと散歩してきた。このバルセロナという街はなかなか飽きないですね。まず旧市街地の「城塞都市カーレ」を彷彿とさせる狭い路地裏を歩き回っていくらかお土産を物色した後、サンタマリア・デル・マル教会の前にある「Bubo」というバルのテラスでビールとタパスをつまみながら学会が終了した後の何とも言えぬ開放感を満喫。生ハムを頼んだら結構な量が出てきたけどやっぱりとてもおいしかったのでぺろっとたいらげた。その後メトロでグエル公園のある少し郊外の方へ移動。メトロの駅からの道を間違えたのか、ものすごい急な坂を延々と登らされて裏手からグエル公園に入った。でもがんばって登っただけあって頂上からのバルセロナの眺めはなかなか素晴らしいモノだった。やっぱりサグラダファミリアの存在感はスゴイ。有名な中央広場へ降りていって破砕タイルのベンチで休憩していると、日本人の若者が二人隣に腰掛けたので話しかけてみた。何やら日本から別々に出てきて今日コロンブスの塔の下で待ち合わせしていたんだとか。大学院生の男二人でなかなかロマンチックなことしてらっしゃいます。ちょうど暗くなってきたので三人でメトロの駅まで身の上話などしながらぶらぶらと歩いた。別れ際にこのブログのURLを教えたのでもしかしたら見てくれるのかな。なんかまたお腹減ってきたかも。もう一回その辺のバルに行ってこようかなぁ。

2009年9月16日水曜日

全日程終了

ついに全日程終了。今日は午前中だけだったけど、これまたなかなかオモシロイ発表が多かった。Dr. RCやDr. TBがここまでガン治療に即応用できるようなドラッグスクリーンをハエでやっているとは驚いた。普段自分はあんまりそういうことを意識していないけども、確かに工夫すればこういうことができるんやなぁと感心。今回参加者の中では自分以外で唯一の日本人、ミシガン大学でラボを持つYY博士と今朝少し話す機会があった。YY博士曰く「ハエ研究者はヨーロッパとアメリカで結構segregateしてる感じ」なので、今回こういうかなりspecificで且つinternationalな会議でデビュー出来たのは本当にラッキーだったのかも知れないなぁと思った。非常に興味深い重要な発表をたくさん聞けたし、何人か友達を作ることも出来たので本当に実りある三日間だった。また帰ってからしっかり復習して色々と考え直さなあきません。
ちなみに今回の会場はサンジュセップ市場のすぐ裏手にあるInstitut d'Estudis Catalansという場所だったのだが、地球の歩き方の地図には「旧サンタクレウ病院」と書いてある。時々観光客が見に来たりしていたけど、確かに歴史的建造物という感じで、モザイクのタイルが美しい壁には見るからに古そうで見事なタペストリーが飾られていたりして、とても趣のある場所だった。休憩時間に出してくれるコーヒーと色んな菓子パンもとても美味しかったし、やっぱりバルセロナええなぁと思った。下の回廊部分がポスター会場になっています。まぁそんな感じで無事終わったので、今からまたぶらぶら街へ遊びにいってきます。

二日目終了

二日目終了。今日は朝からCell Competitionのトーク怒濤の7連発。全部しっかりとノートを取りながら聞いたので、午前中で集中力を使い果たしてしまった。しかし、申し合わせたように何人かが最後にはHippo pathwayを出してきたのにはちょっと驚いた。もちろん分かるんだけども、それはちょっと不満が残ったな。あと当然とは言え、Lglを使っている人も多かった。自分も昨日Lglの話をした訳だが、Dr. GMとDr. PSの話の中には自分と全く同じ実験のパターンがいくつか出てきて驚いた。もちろんストーリーとその落としどころは皆それぞれ違うのだけども、「またか」と思った人も多いはずなので一日目で良かったのかも。午前の部が終わったところで時差ボケもあって眠くてたまらなかったのだが、ランチはタダだしホテルに帰ったら寝てしまいそうだったので、ふらふらとランチが出されるレストランまで行った。レストランの前で並んでいるときにふと振り返ると、後ろに並んでいるのはDr. GM御大。三十年ほども前にCell Competitionという現象を発見したまさにその人。おぉこんなチャンスはないな、と思って先程あったばかりの御大のトークについて色々と質問をしてみたら、とても嬉しそうに話をしてくれた。レストランでは偶然ポスドク三人でテーブルについたので臨時国際ポスドクランチになった。バルセロナにいるカナダ人とドイツ人、そしてフロリダにいる日本人の三人で、サイエンスの話ではない海外ポスドクの身の上話をできた。午後の部が終了後はホテルに一旦帰ってから、さらにこれまた疲れて眠い目をこすりながら招待されていたスピーカーのためのディナーに参加。ここではスペイン人 (Dr. EM)、スイス人(Dr. GH)、アルゼンチン人(Dr. MV)、日本人(自分)という組み合わせで飲み会トークを楽しんでいたのだけども、何故か途中で誰かがJNK pathwayの話をしだした途端、自分も含め酔っ払い四人がものすごい真剣な目になって顔を寄せ合ってひそひそと話したのはよく考えてみりゃおかしな図だけど、この一瞬のひそひそ話で非常に重要な共感を持ち合えた。やっぱりそうなんやなぁ。。。自分の発表の後、Dr. EMがすかさず寄ってきて「You did a very good job」と言ってくれた理由がコレなんだろうということはなんとなくだが分かっていたのだ。ていうか、さっきまでこのヒゲモジャのオヤジが誰だか知らなかったが、Dr. EMだったとは。。。明日もう一度ちゃんと自己紹介しておこう。

2009年9月15日火曜日

一日目終了

一日目終了。自分の発表も無事終わりました。デスカッションタイムには四人から質問を受けたけど、さすがにどれもなかなかイイポイントをついていた。質問に対してはなんやかんやと調子よくベラベラとしゃべってしまったけど、大丈夫かな。午前の最後のスピーカーだったので、発表が終わった後にも何人か寄ってきて色々と質問してくれたのが嬉しかった。夕方帰り際に、前に座っていたDr. LJも色々と質問をしてくれた。自分が一番不思議に思っていることの一つをズバリ聞いてくれたので、答えに窮したけどもそれはそれで嬉しい驚き。やっぱり誰も知らんねんな、と。そんな感じで結構レスポンスが得られたので、まぁうまくいったと言えるんではなかろうか。ランチの場所へ移動している時に、Dr. MVがしゃべりかけてくれたので食べながら二人でいろいろと話した。始めしゃべりかけてくれた時この人が誰なのか分からなかったけど、話してすぐにこの人が実は最近自分が大きな影響を受けた論文の著者だと分かってビックリ。ともあれ知り合いになれてよかった。もしかしてランチの前というのはなかなかナイスな位置だったのかも。それにしてもやっぱり素晴らしいメンツが揃ってるだけあって、どのトークも面白い。明日も楽しみです。
終わってからは疲れていたけども、ホテルに帰った後でもう一度ぶらぶらとランブラス通りへ出て、結局「EGIPTE」というレストランに入った。これまたビールを飲みながらタパスを四皿注文。どれもなかなかおいしかったけど昨日の店の方がレベルが高かったな。でもこうやって一人でもビールを飲みながら色々な料理を試せるこのシステムはなかなかナイスだと思います。

2009年9月14日月曜日

出撃

今からいよいよ出撃します。自分の発表は12:45から。午前の部の最後です。それではまた後ほど。

バルセロナを散歩

バルセロナの街をぶらぶらと観光してきました。旧市街地の迷路のような狭い街路をトコトコと歩き回ってから、メトロでサグラダファミリアの方へ。時差ボケの上に歩き回って疲れてしまい、サグラダファミリアの地下にある暗いビデオ上映コーナーで30分ほど眠りこけてしまった。でもやっぱりサグラダファミリアは見応え有ります。外も中もまだまだ工事中だけど、それでも圧倒されました。サグラダファミリアの中に入って思ったのは、ガウディってかなり生物の形態をよく観察していたんだろうなぁということ。完成したらまた見に来たい。そのあとガウディの有名な建築作品、カサミラとカサバトリョも見に行ったのだが、そのあたりでもう歩く気力がなくなってきた頃に、ちょうど「地球の歩き方」に載っていた「Tapa Tapa」というバルが目に入ったので迷わずそこに入った。バルセロナにはこのバル(Bar)がそこら中にある。どの店もすごい種類の小皿料理(タパス)を置いてあって、まぁ日本の居酒屋のような感じ。ビールを飲みながら三皿頼んでみたのだが、どれもビックリするほどおいしかった。いやぁ、やっぱりバルセロナは食のレベルが高い。明日からも期待できそうです。それではもう今日はゆっくり寝て明日の発表に備えることとします。明日の夜、落ち着いたら少し写真を載せましょう。

2009年9月13日日曜日

バルセロナ到着

先程ようやくバルセロナの宿泊先に無事到着しました。フロリダとの時差は6時間。今自分の中では早朝6時くらいなのだけども、ココはもう昼前。飛行機の中であまり眠れなかったのでちょっと疲れがありますが、今からぶらぶらと街を観光しに散歩してこようかなと思っているところ。空港からこの旧市街地までバスで移動中、窓から街並みを見て、あぁ久しぶりにヨーロッパに来たなぁと実感した。しかし宿泊先のホテルというかウィークリーマンションみたいな感じだけども、学会が紹介してくれたこのホテル、まぁそれなりに安いから仕方ないのかも知れないが、独房のような狭い殺風景な部屋にビックリした。どうもネットの繋がり具合も悪い。旧市街の目抜き通り、ランブラス通りから少し路地を入ったところ、サンジュセップ市場の裏手にあります。ちなみに部屋からの眺めはこんな感じ。

2009年9月12日土曜日

アトランタで足止め

今まだアトランタです。タラハシからアトランタ行きの飛行機が遅れて、アトランタでアムステルダム行きの便に間に合わなかった。。。タラハシでチェックインしたときに、「次の飛行機はアトランタでもう一度チェックインして下さい」と言われたのだけども、乗り継ぎ時間にそれほど余裕がある訳ではなかったので次に間に合うかどうかちょっと心配していたのだが、その不安が的中。その後チェックインカウンターで長いこと交渉した結果、今日の便にはもう空きがないということで、結局明日のアトランタ発バルセロナ行き直行便のチケットに変更してもらった。バルセロナには日曜日の朝に到着予定。あぁ、やっぱりもう少しトランジットに余裕を持たせるべきだったな。。。そんな訳で、残念ながら今日はアトランタの空港近くのホテルで一泊です。まぁ仕方ないか。

出発

今からバルセロナへ出発します。アトランタ、アムステルダム経由なのでかなりの長旅になります。現地時間で明日の夕方に到着予定。それではまた後ほど。

2009年9月10日木曜日

マイクロインジェクションシステム

昨日今日と続けて、懸案のマイクロインジェクションシステムをラボ内で稼働させるために顕微鏡とマイクロインジェクターのセットアップをしている。このラボで過去にマイクロインジェクションの経験のあるヤツがいないので自分が中心となって立ち上げるしかないのだが、どうも手元にある機材が古いモノの寄せ集めのような感じでセットアップに苦労している。以前Dartmouthのラボで同様のモノを立ち上げたときは、完全にハエのマイクロインジェクション専用の部屋が用意されていて、顕微鏡もインジェクターも全て専用に新しく買い揃えられたモノだったので簡単にセットアップできたのだった。その時のイメージがあったのでちょっと甘く見ていたけど、いざやろうとしてみると使おうと思っていた倒立顕微鏡のステージが固定されていて動かないものだったり、マイクロインジェクターの調節が難しかったりといろいろな問題が出てきた。結局かなり古い型の普通の顕微鏡を引っ張り出してきてそれに少し改造を加えて使うことにしたけど、一度実際にインジェクションしてみないと使えるかどうかは分からない。今までこのラボではtransgenic flyを作るためのマイクロインジェクションは外注していたのだが、ボスはずっと自分のラボ内で作れるようにしたがっていた。もちろん経費削減になるだろうけど、実際やる方は結構な労力が要る上に学生達をトレーニングする必要も出てくるので、あんまり自分ではやりたくなかったのだが仕方ない。
昨日ついに投稿していた論文に対するレビュワーのコメントがエディターから送られてきた。レビュワー三人の内二人はかなりポジティブでマイナーリビジョンのみなのだが、あと一人がネガティブでなかなか厳しいコメントだった。昨日の朝早速ロンドンのYF博士と電話して、いかにこのレビュワーを説得するかについての作戦を話し合った。追加実験にまた二ヶ月ほどかかりそうだけど、可能性はありそうなので戦うのみですな。

2009年9月8日火曜日

初秋

日曜日の朝、久しぶりにロウチビと近所をぶらぶらと散歩した。最近ロウチビと散歩に出ると、後ろからグラネットとミトンも付いてきてみんな思い思いに道草をくってくれるのでなかなか前に進まない。でもゆっくりと散歩したおかげで、どうやらいつの間にか秋になっていることに気付いた。まだ日向に出ると暑いし時々セミの鳴き声も聞こえてくるけど、随分風が涼しくなったし、なぜかは分からないが鳥達の鳴き声の響きが真夏のそれとは違う気がした。あと、近所で綺麗な蝶が飛んでいるのをたくさん見かけたのだが、その中に何度か渡り蝶のMonarchの姿を見たように思う。もうそんな時期だったかなぁ。Monarchは秋になるとカナダから南下してきて、この辺りからメキシコ湾へ出て海を渡ってメキシコの越冬地まで大移動する。前に一度、マイクとSt. Marksでカヌーに乗って釣りをしていた時にこの蝶が何匹か沖へ向かって飛んでいくのを見たことがあるが、蝶が海の上を沖へ向かって飛んでいくのはなんとも奇妙な光景だったことを覚えている。この渡り蝶のMonarch、春になると今度はまたメキシコからカナダの方へ北上するのだけども、この春の北上の際は秋のカナダからメキシコへの大移動とは違って、三世代ほど世代交代を経ながら夏にカナダまで到着するのだそうだ。そして夏が終わる頃にカナダで羽化した蝶が、またメキシコにある特定の越冬地へ向けて飛んでいく。つまりこの秋にメキシコを目指して飛んでいる蝶達は皆、一度も行ったことのない約束の地を目指して飛んでいる訳ですね。彼らはどうやってその場所を知っているのでしょうか?

緑色の目

ミトンの目は綺麗な緑色。ネコには野性的な美しさがある。

2009年9月4日金曜日

Acknowledgment用写真

学会でのプレゼンテーションの最後に来るスライド、「Acknowledgment (謝辞)」には、みんなよくラボメンバーの集合写真なんかをバックグラウンドに置いたりするのだが、先日のYK博士のプレゼンでなかなかカッコイイFSUの写真がバックグラウンドに使われていた。それを見てから、自分もそんな感じのFSUの写真を使いたいなと思っていたので、今日の朝と夕方、写真を撮るためにカメラを持って自転車で大学構内を走ってみた。

YK博士が使っていた写真は確かこんな感じだった。College of Medicine前のゲート。
正門を入ったところにあるFSUのランドマーク、Westcott Building。なかなかフロリダっぽいかな。
でも、この正門のゲートを入れた夕焼けバージョンの方がカッコイイのでコレでいきましょう。
久しぶりに風景だけのための構図を考えながらカメラを構えたのだが、普段あまり行かないキャンパスの東の方は結構絵になる場所が多いなぁと思った。

2009年9月2日水曜日

風邪

風邪をひいてしまった。先週新学期第一週目で早速ロウチビがプレスクールでもらってきた風邪をもらってしまったようで、ここ三日ほど頭が痛かった。油断していたけど結構キツイ風邪で、近所のアニカは昨日肺炎になってしまったらしい。ロウチビも咳がひどかったので昨日はプレスクールを欠席したけど、今日はもう元気に登校していたので大丈夫でしょう。少し前からTallahasseeにも新型H1N1 Fluが来た、という情報があったのでちょっとギクッとしたけど高熱が出る訳でもないので違うのでしょう。ユンナはさすがに風邪をひいたら授業ができないということで、ひきかけたけど気合いで風邪に勝っている模様。自分もいつもなら気合いで勝つところなのだが、先週末はちょっと気が緩んでいたのかやられてしまった。今日から気合いを入れ直して勝たないとまだ学会の準備があまりできていない。で、今日の午後は久々のコンフォーカル。一応学会用の追加Figure用の写真を撮ることは出来たけど、4時間もかけたのにたまっていたスライドを全部撮ることは出来なかった。なんかImaging Resourceの建物が遠くなってからコンフォーカルに行く回数が減ってしまっているような気がするな。やはり定期的に時間をかけて写真を撮っておかないとあきません。ギルスのスライドも増えてきているし、学会前にもう一度コンフォーカルで確認しておきたいphenotypeもあるので、明日の午前中もう一度コンフォーカル。