2009年9月16日水曜日

二日目終了

二日目終了。今日は朝からCell Competitionのトーク怒濤の7連発。全部しっかりとノートを取りながら聞いたので、午前中で集中力を使い果たしてしまった。しかし、申し合わせたように何人かが最後にはHippo pathwayを出してきたのにはちょっと驚いた。もちろん分かるんだけども、それはちょっと不満が残ったな。あと当然とは言え、Lglを使っている人も多かった。自分も昨日Lglの話をした訳だが、Dr. GMとDr. PSの話の中には自分と全く同じ実験のパターンがいくつか出てきて驚いた。もちろんストーリーとその落としどころは皆それぞれ違うのだけども、「またか」と思った人も多いはずなので一日目で良かったのかも。午前の部が終わったところで時差ボケもあって眠くてたまらなかったのだが、ランチはタダだしホテルに帰ったら寝てしまいそうだったので、ふらふらとランチが出されるレストランまで行った。レストランの前で並んでいるときにふと振り返ると、後ろに並んでいるのはDr. GM御大。三十年ほども前にCell Competitionという現象を発見したまさにその人。おぉこんなチャンスはないな、と思って先程あったばかりの御大のトークについて色々と質問をしてみたら、とても嬉しそうに話をしてくれた。レストランでは偶然ポスドク三人でテーブルについたので臨時国際ポスドクランチになった。バルセロナにいるカナダ人とドイツ人、そしてフロリダにいる日本人の三人で、サイエンスの話ではない海外ポスドクの身の上話をできた。午後の部が終了後はホテルに一旦帰ってから、さらにこれまた疲れて眠い目をこすりながら招待されていたスピーカーのためのディナーに参加。ここではスペイン人 (Dr. EM)、スイス人(Dr. GH)、アルゼンチン人(Dr. MV)、日本人(自分)という組み合わせで飲み会トークを楽しんでいたのだけども、何故か途中で誰かがJNK pathwayの話をしだした途端、自分も含め酔っ払い四人がものすごい真剣な目になって顔を寄せ合ってひそひそと話したのはよく考えてみりゃおかしな図だけど、この一瞬のひそひそ話で非常に重要な共感を持ち合えた。やっぱりそうなんやなぁ。。。自分の発表の後、Dr. EMがすかさず寄ってきて「You did a very good job」と言ってくれた理由がコレなんだろうということはなんとなくだが分かっていたのだ。ていうか、さっきまでこのヒゲモジャのオヤジが誰だか知らなかったが、Dr. EMだったとは。。。明日もう一度ちゃんと自己紹介しておこう。

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